UTMFを完走するために必要なこと ②ITRAポイント その1
UTMFを完走するためには
当然それなりの走力が必要なのですが、
まず出場資格としてポイントが必要となります。
1.ポイントとは
ポイントというのは
2018年~2020年の3回については
ITRA 国際トレイルランニング協会の認定するレースを
完走して得られるポイントのことです。
UTMFの場合 3レースで12ポイント以上ということになっています。
私はまだUTMFを走ったことはないのですが、
先日ちょうど12ポイントがそろったところです。
ちゃんとITRAの登録ができているか確認してみたいと思います。
2.ITRAポイントの確認
自分ではレースを完走した後も
登録の手続きなんかはしたことありません。
UTMFエントリー直前になって
慌てたくないので、ITRAのサイトを見てみました。
赤で囲んだFind a runnerを選び
青に名前、苗字の順にローマ字で入力し、JAPANを選び
黄のボタンを押すと、
ピンク色の部分に自分が出てきました。※隣は同姓同名の方
そしてピンク色の部分を選択すると、
自分の過去の出場レースの記録が出てきました。
それぞれのレースの認定ポイントがいくらかについては
さきほどの画面で赤で囲んだ部分の隣のRace から
Calenderを選択して、LocationをAsia、Japanと選択すると
調べることができます。
あと、UTMFの公式HPにPDFで一覧表が
アップされているのでそちらで見た方が見やすいかもしれません。
ということで、私の場合、以下の完走記録が残っておりました。
2017年1月 千羽海崖 ロング 40.5km 3pt
2017年12月 IZU TRAIL Journey 71.4km 4pt
2018年5月 トレニックワールド彩の国 108.5km 5pt
余談ですが、距離や累積標高は大会要領に書いてあるものではなく
実際のGPSデータを提出して認定されているようです。
トレニックワールドはレース後に主催者から参加者に
gpx形式のデータ提供の依頼がありました。
100km部門は106.3kmと6,065m+D
と大会概要にありましたが
実際は108.5kmの6,825m+Dもあったんですね。
どうりで辛かったわけです(笑)
なにはともあれ、ちゃんと登録されていました。
次は0次関門突破(抽選)を目指します!
3.ITRAの認定基準の変更
詳しいことは他のブログなどでも紹介されていますので
省きますが
2019年開催のレースから
認定の基準が厳しくなります。
つまり2018年までは4ポイント与えられていたレースが
3ポイントしかもらえない場合があるということです。
ITRAはレースの難易度をポイントという形で認定しているわけですが
それは距離と累積標高を基本に行われています。
例えば
距離が70kmで累積が3000mだった場合
これまでは 70+3000/100=100点
90~139点には4ポイント認定
という基準でしたが
2019年からは
4ポイントは115~154点のコースに与えられます。
また、3ポイントは75~114点のコースに与えられます。
よって例に挙げた100点のコースは、
これまでの4ポイントより一つ下の3ポイントの難易度と認定される
ことになるのです。
余談ですが、難易度の計算の際に
給水ポイントの数が多すぎたり
3週以上する周回コースでは
減点されるようですね。
OSJ ITAMURO100の3周や
OSJ KOUMI100の5周は
それぞれ10点、20点 減点されているんでしょうね。
話を戻しまして、
UTMFのHPには
2018~2020年の大会に、3レースで12ポイントの基準は
適用されるとありますので
2019年以降の大会でポイントを集める場合は
これまでより難易度の高い大会を完走する必要がでてくると
思われるのです。
その辺りも含めて、ポイントを確実に獲得していくために
どのようなレースに出場していけばよいのか
またの機会に書いてみたいと思います。
ultra100milerhiromi.hatenablog.jp